今回は珍しくコラムです。
箸休めに読んでいただけますと嬉しいです。
英語を使い海外プロジェクトで生きてきた10年

筆者は学生時代に留学をしており英語が問題ないため、社会に出てからも10年以上海外プロジェクトを主戦場にしてきました。
英語力のおかげで日本のみでプロジェクトを行う人たちよりスケールの大きいプロジェクトを経験できたと言えます。
特にSAPに関連したグローバルプロジェクトでは15か国以上を行脚でき、キャリアを超えて人生にとてつもない影響を与えました。
仕事では英語でのドキュメント作成は当然として、会議やファシリテーションは全て英語、交渉や契約、ある意味プロジェクトマネージャーの本業と言えるトラブル解決まで(常にどこかの火消しですよね)、全て英語で行ってきました。
英語のAI自動翻訳ツールには驚きと悔しさ

筆者は今でも毎日英語を使って仕事をしていますので、「英語不要論」はさすがに笑ってしまいます。
しかし一方で、英語の翻訳ツールの性能の高さには驚きを隠せません。
中学から英語を勉強して積み重ねてきた身としては悔しさも否定できませんよね。
正直ほとんどの日本人にとっては自分で書くよりツールに書かせた方が上手い英語になるでしょう。
英語自動翻訳ツールは100点ではない

ただし現状では英語翻訳ツールは100点ではないことも事実です。
例えばYouTubeなどで外国の人が翻訳ツールを使って日本語投稿しているコメントがありますよね。
「私は彼らのそれを愛する」みたいな(笑)、言いたいことはわかるけど翻訳だなと一発でわかるコメント。
これは、英語と日本語では英語と他言語と比べても文法が割と異なる言語であること、「愛する」という表現は英語のloveほど日本では使われないことなどが要因です。
このようにどんな文章でも翻訳の限界がちらつく部分はまだ見受けられます。
翻訳丸投げ英語は「仕事ができないやつ」と思われる

別に意味が通じればよいは正論かもしれません。
遊びやYouTubeのコメントならば。
しかし仕事で翻訳丸投げはまだまだ仕事ができないと言えるでしょう。
翻訳が100点ではないことを知りつつ、それでも例えばブラジル人と一時的にポルトガル語でやり取りをする必要があるのならば致し方ないと言えます。
一方で相手に翻訳だと一発でバレているとも知らずに英語翻訳丸投げで仕事できていると勘違いしているのならば、「英語ごときできないやつ」と相手には思われている可能性が高いでしょう。
それでも今の作業がこなせるのならば問題ないという考えは否定しません。
しかしそのような評判の方に大きなプロジェクトやチャンスが回ってくる可能性が低いこともわかりますよね。
英語翻訳ツールコラムまとめ
グローバルでのシステム開発は何億円や何十億円という大規模プロジェクトになります。
日本人全員に英語学習は不要かもしれません。
しかし高みを目指すのならば(こんな考えも古いのですかねえ)、まだ十分に英語は差別化になると現場で感じています。
「翻訳でいいじゃん」という考えに迷った学習者の勇気になれば幸いです。


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